きみの知らないぼくのはなし

たまに詩とか脚本とか書いてます。@poem_bot_myok
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キャラメル

『キャラメル』

君と歩いた廊下から
枯れた木の枝を見つめた
虚しく風に揺れてたなぁ

君と話した本の中で
ヒロインの娘が言っていた
「別れは出会いの始まりよ」
その甘さはキャラメルの味

君の吹いてたトロンボーンの
低い音忘れられなくて

すれ違って見つけたんだ
ガラス玉みたいなきらめきの底
群青色の涙が一粒
やわらかな横顔を伝うから
八つ当たりばっかしてきたね
「ごめん」の一言が言えなくて
キャラメル色の夕焼けを
2人黙って見上げた

君が曖昧に笑った
オブラートに包んだように
キャラメルが溶けていくくらい
生温い風が吹いた

君の口ずさんだ鼻歌
耳から離れなくて

すれ違って見つけたんだ
ガラス玉みたいな脆さの向こう
群青色の寂しさがそこで
僕をきっと待ってるから
八つ当たりばっかしてきたね
「ありがとう」さえも言えなくて
キャラメル色の飛行機雲
視線の先で追いかけた

すれ違って見失った
ガラス玉みたいに大切なもの
白い雪が降ってる向こうで
かすんでくビルの窓の群青
八つ当たりばっかしてきたね
「大好き」って素直に言えなくて
キャラメル色が白に融けていく
1人黙って見下ろした
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道化師

『道化師』

君の姿は見えないけど
あそこに転がってるのは
きっと君がとりそこねたボール
きっと君がとりそこねたボール

誰かがボールを取りに来た
影だけで解る 誰の手か
君は私には気付かない
君は私には気付かない

今私がこれを拾ったら
君と話せるだろうか
私がこれを渡したら
君の手に触れられるの?

会いたくて 触れたくて
君のところまで行きたくて
心臓の音を隠したまま
右足を前に出す
会いたくて 触れたくて
君の声が聴きたくて
めくるめく 私の想い
さっきから同じ場所

やっと君と目が合った
「ありがとう」って笑ってた
綺麗すぎて泣きそうだ
綺麗すぎて泣きそうだ

渡し終えたらもう終わり
「待って」なんて言えないよ
遠ざかる君の背中を
ただ見つめるだけなんだ

私はまるで道化師のよう
君の前ではおどけてみせる
それで君が笑うなら
仮面の下は見せないよ

会いたくて 触れたくて
君のところまで行きたくて
心臓の音を隠したまま
左足も前に出す
会いたくて 触れたくて
君の声が聴きたくて
めくるめく 私の想い
さっきより近付けた
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