きみの知らないぼくのはなし

たまに詩とか脚本とか書いてます。@poem_bot_myok
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Reminder

『Reminder』

冷えたイヤホンを耳に差し込んで
流れ出したポップチューン
コレを聴くと思い出すあの日
あれからどれくらい経ったんだろう

怖くて片耳しか聴けなかった
それでも痛みで顔を歪めた

ボリューム最大 音漏れは気にしない
両耳から拡がる世界 私だけの
1曲リピート 口ずさむイントロ
胸の奥で軋む想い 君だけに

かじかむ指先がリズムを刻む
授業中に鳴り響く机の角
窓の外の灰色の景色は
あの日と同じ色だった

片耳しか聴けない私の隣
君は黙ってもう片方を耳へ

再生回数ダントツで 常にトップに輝いて
目を閉じれば拡がる世界 私だけの
歌詞は完璧 ささやく唇
届くようにと

今コレを聴く私の隣に君は居ないけど
コレを聴くたびに私は君の事を思い出す
覚えてないかな
この曲を聴かせてくれたあの日の事
覚えてなくても

ボリューム最大 音漏れは気にしない
両耳から拡がる世界 私だけの
1曲リピート 澄み渡るメロディー
瞼を閉じれば拡がる 私だけの

冷えたイヤホンがあたたまって
聞き慣れたポップチューン
コレから私のこれからを考えるところ
君に届くようにと
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ホームワーク・シンドローム

『ホームワーク・シンドローム』

宿題が溜まってる
明日から学校なのに
国語・英語・数学に理科
どれから始めよう

宿題が終わらない
明日から学校なのに
作文・ドリル・プリントの類
どれを捨てよう

頭の良いあの子に電話しようかなぁ
宿題を口実にあの子と話せるかなぁ

ホームワーク・シンドローム
終わるどころか始まってすらいないよ
タイムリミットは8時間後
今日は睡眠時間返上

宿題を始めました
遅すぎるなんて言わないで
提出期限は破るためにあるの
どれを捨てよう

自由作文なら埋められるかなぁ
あの子のこと書いたらバレるかなぁ

ホームワーク・シンドローム
やり始めた途端眠くなるよ
タイムリミットが刻々迫る
やっと芽生えた焦燥感

休み明けのテストなんて聞いてないよ
復習なんてする訳ないじゃない
あぁもう明日学校休んじゃおうかな
でもあの子には会いたいなぁ

ホームワーク・シンドローム
深夜ラジオのテンションが高い
タイムリミットまであと少し
空が明るくなってきた

ホームワーク・シンドローム
小鳥がさえずってきて危機感
でも何とか間に合いそう
始業式は爆睡決定

宿題が終わった
1時間後に家を出るけど
仮眠をとろう…

…遅刻だ!
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きみの好きな唄

『きみの好きな唄』

イヤホンから流れる 聞き慣れないメロディー
滅多に聴かない マイナーなアーティスト
きみが好きだと言ってたから
昨日レンタル屋で借りてきた

きみが特に好きだと言ってた
ラブソングが耳に痛い

きみの好きな唄から
僕の1日は始まる
きみの好きな唄を
僕も好きになりたくて

ステレオから流れる 歪んだサウンド
名前も知らない インディーズバンド
僕も聴きたいと言って頼んで
今日きみから借りてきた

きみの笑顔が残ってて
曲なんて右から左

きみの好きな唄を
僕も好きになれたら
きみの好きな唄を
一緒に聴けるのかと

きみの好きな唄は
いつだって片思いの曲
きみの好きな人は
僕じゃない

でも
きみの好きな唄から
僕の1日は始まる
きみの好きな唄が
僕の好きな唄になった

きみの好きな人は
僕にならなくても
僕の好きな人は
変わらずきみだから
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嫉妬

『嫉妬』

あなたはいつもわたしの前を行く
わたしはいつもあなたの後を追う

いつしかあなたの隣にはあの人が
あなたと笑い合いながら歩いてた

それでもわたしは歩くしかないから
2人をじっと見つめながら進んだ

目を逸らせるものなら逸らしたかった
でもあなたから目が離せなくなってた
つんざくように耳に響く笑い声に
唇を噛んで堪えるだけ

どこに行くにもあなたはあの人と2人
どこに行くにもわたしはただひとりで

それでもわたしはあなたしか居ないから
たとえあなたにはあの人が居るとしても

耳を塞げるものなら塞ぎたかった
でもあなたの声を自然と探してる
数歩先に伸びる2つの影を
踏んでしまいたかった

あの人にあんなにやさしくできるなら
わたしにも本当はやさしくなれるんでしょう

そんなこと言うわたしは「嫉妬深い女だ」と
あの人に影で言われているのでしょう

どうしてわたしじゃなくてあの人なの?
あの人よりずっと前から好きだったのに
「あの人にあってわたしに無いもの」
思い当たる節が有りすぎる

わたしはあなたの隣を歩けない
痛いくらいわかってる 痛い 痛い 居たい
つんざくように耳に響く笑い声に
唇を噛んで堪えるだけ
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真夜中サイレント

『真夜中サイレント』

雨上がりの虹 待ち合わせした2時
遅れ気味の僕を睨みつけた瞳
機嫌の悪い君 僕は平謝り
素直にならないのは女の意地?

怒ったままの君と映画
終わった瞬間の泣き顔
自分に重ねたの?
あのヒロインは意地っ張り

君が居るって知ってたら
あの角曲がったのに
何も言ってくれなくちゃわからないよ
君が泣くって解ってたら
あの時離さなかったのに
行き場のないこの気持ちを許して

1人で遠回り 雨のち帰り道
反対方向に歩き出す背中
涙の理由 僕には解らない
「ごめん」ってメール送ったけど

振り向いて追いかける程
僕には勇気が無くて
自分が情けない
立ち尽くしたまま

君の返事を待ってたら
あの時の言葉を
思い出して涙がこぼれてきた
僕が泣くって解ってて
君はああ言ったんだね
何もかも筒抜けで何だか悔しい

諦めかけて布団の中
君限定の三色イルミが
輝いて目を覚ました

君が居るって解ってたら
あの角曲がったのに
頼りない奴だけど力になりたいから
君が泣くって解ったから
もう離さないよ
振り向いて追いかけて捕まえて抱きしめて

君が居るって気付いてから
僕は変われた気がする
きっと君は僕以上に僕を解ってる
君が居るって解ったから
あの角を曲がろう
背中にかける言葉を噛み締めながら
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歩道橋の向こう側

『歩道橋の向こう側』

真っ暗闇で見えない足元
振り返って初めて
分かれ道が分かれ道だったことに気づいた

ありったけの覚悟を詰め込んだつもりだったのに
気づいたら空っぽだった

手を伸ばせば全て掴めると信じてた
努力で届かないものなんて無いと
今は無理でも いつか、きっと、絶対
手に入れられるはずって進んでた

立ち止まらずに
一歩踏み出したら
踏み外してしまうかもしれない

思いきって振り切ることが出来なくて
気づいたら出遅れてた

手を伸ばしても届かないなんて
認めたくなかった 信じたくなかった
今になってようやく理解してる
でもまだ認めたくない

置いてきぼりにされて ひとりぼっちで
進むべきか 戻るべきか まだ迷ってる

手を伸ばせば全て掴めるけど
諦めずに伸ばし続けなきゃいけない
どんなに苦しくても どんなに迷っても
手を引っ込めたら最後

手を伸ばせばあの空だって星だって
触れられる 越えられる 進んでゆける
手を伸ばそう たとえ見えなくても
顔を上げて先を見据える

歩道橋の向こう側の自分を見つめる
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まえがみ

『まえがみ』

前髪が伸びてきた
そろそろ切らなくちゃ
目に入って痛いなぁ
そろそろ切らなくちゃ

前髪が伸びても
私の目は自動的に
あなたを見つける
なんだか痛いなぁ

視界に黒い影がちらほら
前が見えないのに
切ったら失敗しそうで
なかなか踏ん切れない

勉強する時は気合いを入れるために
結んで上げておくよ 私のまえがみ
毎朝ちょっとだけはねてて面倒な
愛すべき邪魔者 私のまえがみ

泣きはらしたあとの
赤い目を隠す
伸びた前髪も
時には役立つ

みんなからは見えない、ほら
前髪の奥の世界
切ったらなくなってしまうから
なかなか踏ん切れない

あなたに会うときは出来るだけ横流し
大人っぽく見せてくれる 私のまえがみ
お気に入りのヘアピンで留めるのが好きだから
お別れは寂しいね 私のまえがみ

切りすぎに気をつけて
目の前の浮遊物を
はさみで切り落とそう
視界が開けた

これでもうすっきりだ 眉と目の間で
しばらく収まっててね 私のまえがみ
それでも毎朝はねるのは変わらない
愛すべき邪魔者 私のまえがみ
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