きみの知らないぼくのはなし

たまに詩とか脚本とか書いてます。@poem_bot_myok
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ファーストネーム

『ファーストネーム』

下の名前が嫌いでした。
親が付けた自分の名前は
今の自分には立派過ぎて
いつも気後れしてました。

下の名前で呼ばれません。
親が付けた自分の名前は
今の自分にそぐわなくて
皆もためらいがちでした。

大切な大切な、下の名前
一生変わらないものだから
せめてもう少し
とっつきやすい名前ならよかったのに。

下の名前で呼ばれました。
君が発音する自分の名前は
自分のことだとわからない程
違った響きをしてました。

下の名前で呼ばれました。
やっとのことで自分の名前を
君に呼んでもらいたいと
願うようになりました。

大切な大切な、下の名前
一生変わらないものだから
せめてもう少し
相応しい人間にならなくちゃ。

大切な大切な、下の名前
大切だと気づかせてくれた
君に感謝しなきゃ
呼ばれると少しくすぐったいけど

大切な大切な、下の名前
一生変わらないものだから
これからもずっと
呼ばれるように生きていかなくちゃ。



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Scolding

『Scolding』

不安がってばっかじゃ嫌われちゃうんだって。
自分だけが苦しいなんて思っちゃ駄目で。

みんなそれぞれに苦しくて辛いんだから
我慢しなくちゃいけないんだって
君は言ってた。

僕は知ってる。
君が一度も弱音を吐いたことが無いこと
けれど決して強くはないことも

君の小言は煩くも思える
いちいち言わなくたってわかるけど
君はそれを自分に言い聞かせてるって
わかるから怒れないんだ。

羨んでばっかじゃ何も変われないんだって。
努力しなくちゃいけないんだって
君は言ってた。

僕は知ってる。
君が影で誰よりも頑張ってきたこと
そして一人で泣いてたことも

君の小言はきつくも聞こえる
そこまで言わなくたってと思うけど
君はそれで自分を傷付けてるって
わかるから抱きしめるんだ。

ねぇ
僕はそんなに頼りないかい?
君が独り泣いて気づかないほど
鈍くはないんだよ

でも
気づいても何も出来ないのなら
気づけなかったのと変わりない
それは嫌なんだよ

君の小言は煩くも思える
いちいち言わなくたってわかるけど
君はそれを自分に言い聞かせてるって
わかるから怒れないんだ。

君の本音は見えづらくて
いちいち言ってくれないとわからないけど
君がそれを言えるようになるまで
僕は君を抱きしめていよう。



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Dreamofyou

『Dream of you』

「好き」同士 お互い 確かめ合ったはずなのに
どうしてなの 「好き」の大きさが違う気がして

あたしばっかり好きなのかな 本音を言っても
嫌われないほど 好かれてる自信がなくて

不安な気持ちの消し方ってある?
知ってるなら 教えて

授業中も通学中も 君を想ってる
うとうとして見る夢の中も 君が主役
四六時中君に夢中 君はどう?
君の夢の中には あたしは出てくるの?

電話越し まだ慣れない 低めの声に
どうしてなの 「好き」が大きくなっていく

この気持ちの伝え方ってわかる?
知ってるなら 教えて

世界中に身体中に 君が詰まってる
涙でかすむ視界の先も 君の名残
四六時中君に夢中 君はどう?
あたしを想って泣くことってあるの?

ずっと片想いしてるみたい
悲しいくらいに君が好きで
とめどなく流れる想いは
きっと君までは届かない

一日中ずっと 君の夢を見てる
切なすぎて泣いた夢も 君が主役
四六時中君に夢中 君はどう?
君の夢の中には あたしは出てくるの?



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更新情報

脚本サイト「はりこのトラの穴」にて
新作「複雑怪奇・恋模様」を更新致しました。
詳しくはこちらから
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消失少女

『消失少女』

十字路曲がった先の角のコーヒーショップで働く
ポニーテール似合う女の子と
中古品のギター背負って歩く渋谷の坂道
流れで手を繋いだ

恋人へのカウントダウン、一秒ごとに狂っていく

「曖昧な愛情は要らない」って彼女は言った
不安な気持ちをごまかすことを許さないで
遠目に透明な彼女の影が伸びていった
此処から始めようか

液晶画面越しの午前2時に通信中
回りくどく口ずさもう

夕方のノスタルジック、一秒ごとに深まっていく

曖昧な界隈をさまよって彼女を見つけた
細めた目の先で陰る表情を見捨てないで
暗闇で微笑みを見せた彼女は消えた
探しに行くしかないようだ

唇の形だけで伝わる想いが
こんなに叫んでも届かないのは
彼女が此処に居ないから
消えた彼女を求めて

やっと捜し当てた彼女は
ひとり肩を震わせ泣いていた

「曖昧でも愛情を下さい」って彼女は言った
誰よりも不安だった気持ちをさらけ出して
遠目に透明な二人の影が伸びていった
此処から始めよう、今から



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