きみの知らないぼくのはなし

たまに詩とか脚本とか書いてます。@poem_bot_myok
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逃避行

『逃避行』

何かから逃げるために走ってる
流れる景色をパズルのように組み合わせたら
現実なのに偽物みたいだ

考えるより先に足が動き出す
半透明の世界から抜け出して
向かう先はもう決まってる

手を取って駆け出して 飛び出してしまいたい
他に誰も居ない場所へ
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
初めて、そんな気持ちなんだ

何かから逃げるために走ってる
置いてく記憶をビニール袋に詰め込んだら
現実だったのに偽物みたいだ

言葉より先に身体が動き出す
生温い世界を捨てるかわりに
君を連れ去りたい

手を取って笑い合って 溶け込んでしまいたい
他に誰も居ない場所で
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
君の隣が僕の居場所

真夜中に君が飛ばしたSOS
忘れさせてよ、って言ったの
二度目だって気付いてた?
真夜中に君に繋げた電話線
ワンコールで慌てたような声
泣いてたって気付いてた

手を取って抱きしめて 甘やかしてしまいたい
他の誰にも出来ないけれど
君になら僕は優しくなれる気がするんだ
人間でいられる気がするんだ

手を取って駆け出して 飛び出してしまいたい
他に誰も居ない場所へ
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
初めて、そんな気持ちなんだ
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融解

『融解』

無意味な1日をラップして
冷蔵庫の奥深くへしまいこんだ
きっとそのまま忘れてしまうのに
棄てるほどの勇気もなくて

こんな日々を
あとどれくらい続けられるんだろう
冷たい空気に保存されたまま
あの日の僕は、生きてる

無意味な毎日に融け込んで
僕自身も背景の一部になる
きっとこのまま忘れられてしまうのに
泣き叫ぶほどの気力もなくて

いつの間にか季節は変わり
時間だけが過ぎていく
冷たい呼吸に晒されたまま
今日も僕は、生きてる?

駅前 川面 ビルの陰 そのどこかに僕がいる
自分でさえも見失った僕を
誰かが見つけてくれたらいいのに

地下鉄 木の下 門の前 教室 屋上 窓の外
向かいの座席 振り向いた先 すれ違って 通り過ぎて
昨日も一昨日もその前も いつだって僕はそこにいた
いつだって無意味な世界の一部だった

その他大勢の中に僕が隠れてる
誰か僕を見つけ出して
冷えた僕を融かして

駅前 川面 ビルの陰 そのどこかに僕がいる
そこにいる意味さえ見失った僕を
君が見つけてくれたらいいのに
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