きみの知らないぼくのはなし

たまに詩とか脚本とか書いてます。@poem_bot_myok
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逃避行

『逃避行』

何かから逃げるために走ってる
流れる景色をパズルのように組み合わせたら
現実なのに偽物みたいだ

考えるより先に足が動き出す
半透明の世界から抜け出して
向かう先はもう決まってる

手を取って駆け出して 飛び出してしまいたい
他に誰も居ない場所へ
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
初めて、そんな気持ちなんだ

何かから逃げるために走ってる
置いてく記憶をビニール袋に詰め込んだら
現実だったのに偽物みたいだ

言葉より先に身体が動き出す
生温い世界を捨てるかわりに
君を連れ去りたい

手を取って笑い合って 溶け込んでしまいたい
他に誰も居ない場所で
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
君の隣が僕の居場所

真夜中に君が飛ばしたSOS
忘れさせてよ、って言ったの
二度目だって気付いてた?
真夜中に君に繋げた電話線
ワンコールで慌てたような声
泣いてたって気付いてた

手を取って抱きしめて 甘やかしてしまいたい
他の誰にも出来ないけれど
君になら僕は優しくなれる気がするんだ
人間でいられる気がするんだ

手を取って駆け出して 飛び出してしまいたい
他に誰も居ない場所へ
君とならどこへだって 行ける気がするんだ
初めて、そんな気持ちなんだ
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